Blog
【腰痛の原因になる猫背】平背姿勢について解説
猫背姿勢にも様々なタイプの猫背があります。
主な猫背タイプとして
- フラットバック型（平背姿勢）
- 前弯後弯亢進型
- スウェイバック型
の3つが取り上げられます。
今回は猫背姿勢の一つ、平背姿勢について解説していきます。
- 平背姿勢になる原因
- 平背姿勢による身体に及ぶ影響とは
- 平背姿勢を改善するポイントについて
これらを簡潔にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
そもそも猫背とは
猫背とは、背中が猫のように丸まってしまう姿勢のことを一般的に指します。
医学的に上位交差症候群が背中が丸まり、頭が前に突っ込んだ姿勢で
下位交差症候群がいわゆる反り腰を指しています。
猫背という表現は一般的な俗称となります。
平背姿勢について
引用元：http://beautyframestyle.blogspot.com
別名「フラットバック」と言い、背骨本来の弯曲が失われて腰から背中まで直線的なラインとなっています。
パッと見ると姿勢が良いように見えると思いますが、背骨本来のS字ラインが失われてしまうと腰や背中への負担が大きくなる傾向が強いです。
平背姿勢になる原因
平背姿勢のポイントは以下の通りです。
- 臀部（大臀筋）や大腿部（ハムストリングス）の筋肉が固くなっている
- 骨盤が後傾している
- 背部や前胸部の筋肉が固くなっている
- 胸椎が後弯し、頭部が前方移動する
平背姿勢による身体に及ぶ影響
平背姿勢の場合、腰痛がもっとも多い症状になります。
本来あるべき腰椎の前弯が失われているため、腰椎自体に掛かる負担が強くなってしまうからです。
ひどい場合は腰椎の関節や椎間板が傷ついたしまうため、椎間板ヘルニアになる恐れもあります。
平背姿勢を改善するポイント
平背姿勢を改善する大きなポイントは
- 骨盤や背骨のバランスを正しいポジションに矯正する
- 平背姿勢の原因になる筋肉の緊張を緩めていく
この2点が重要となります。
平背姿勢を本来の姿勢に矯正するために、まず骨盤の後傾を修正する必要があります。
骨盤が正しい状態に整うことで、背骨も本来あるべきラインに修正がしやすくなります。
次に胸椎の後弯を修正して、頭部の前方移動の矯正を図ります。
ここでポイントになるのが、背部や前胸部の筋肉の緊張を緩めてあげることです。
ストレッチや筋膜リリースという縮こまった筋肉を伸ばしていく手法も駆使して施術します。
矯正以外にも、正しい姿勢を維持するために筋力が必要となる場合があります。
平背姿勢は骨盤が後傾している傾向が強いので
骨盤を前傾方向に作用させる筋肉を鍛えておくと良いでしょう。
主な骨盤前傾に作用する筋肉は
- 腸腰筋
- 脊柱起立筋
- 大腿四頭筋
- 内転筋
これらが有名な筋肉になります。
まとめ
今回は平背姿勢について解説していきました。
一見すると猫背っぽく見えないため、「隠れ猫背」と言っても過言ではありません。
平背姿勢になる原因
- 臀部（大臀筋）、大腿部（ハムストリング）の筋肉が固くなっていること
- 骨盤が後傾していること
- 背部、前胸部の筋肉が固くなっていること
- 胸椎が後弯して、頭部が前方移動していること
が原因となります。
平背姿勢による身体の影響
平背姿勢は腰痛になりやすい傾向です。
腰椎の椎間関節や椎間板に負担が掛かりやすく、椎間板ヘルニアになる可能性も高いので注意が必要です。
平背姿勢を改善させるポイント
平背姿勢を改善させるためには
- 骨盤や背骨を正しいバランスに整える
- 平背姿勢に関与する筋肉を調整する
が大きなポイントです。
平背姿勢は骨盤の後傾が影響しているので、骨盤の前傾に作用する筋肉を鍛えていくことも必要です。
主に
- 腸腰筋
- 脊柱起立筋
- 大腿四頭筋
- 内転筋
が骨盤前傾に働きます。
いわゆるインナーマッスルと呼ばれる筋肉が多いので、体幹強化にも繋がります。
以上で平背姿勢に関する解説となります。
平背姿勢に関わらず、猫背姿勢は健康に悪影響を及ぼすことが多く、放置しないことをおすすめします。
当院は姿勢矯正をコンセプトにさまざまな不調と向き合った施術を行っていますので、姿勢が気になる方はお気軽にご相談ください。
【こちらの記事もお読みください】
＃猫背 ＃肩こり ＃腰痛 ＃不良姿勢 ＃姿勢改善 ＃猫背改善 ＃フラットバック ＃平背姿勢 ＃整体
