【肩こり】【腰痛】【ぽっこりお腹】前弯後弯亢進タイプの猫背の特徴と改善方法について解説
猫背に悩んでいる方の特徴として
- 頭が前に突っ込んでいる
- 肩が前に巻き込む
- 背中が丸い
といった姿勢の特徴と並んで、「お腹が出る」と悩む方が多くいらっしゃいます。
このお腹が出てしまう姿勢の一つに前弯後弯亢進タイプの猫背(以後、前弯後弯猫背)があります。
その他にも猫背には様々なタイプがあります。
詳しくは下記のブログをご覧下さい。
【ポッコリお腹の原因は猫背にあり!】スウェイバック姿勢の原因や改善ポイントについて解説
前弯後弯猫背は見た目に特徴があるだけでなく、
身体に不調をきたしやすい不良姿勢です。
今回はぽっこりお腹が特徴の前弯後弯猫背について解説します。
- どんな特徴のある姿勢なのか。
- 前弯後弯猫背の原因とは。
- 前弯後弯猫背になってしまうと、どんな悪影響があるのか。
- 姿勢を改善するためには?
これが分かるようになりますので、ぜひ最後までご覧下さい。
前弯後弯猫背とは
引用元:https://shisei-shirokuma.com
前弯後弯猫背とは、背骨本来のS字が強くなった姿勢を指します。
- 骨盤が通常よりも前傾した結果腰椎前弯が強くなる(いわゆる反り腰)
- 胸椎の後弯が強くなることで背中が丸まる
- 頭部が前に出やすくなる
これらの特徴もあるのが前弯後弯猫背です。
ストレートネックと診断されやすく、肩こりや頭痛になる方が多い一方で、腰痛になりやすい方も多い傾向です。
前弯後弯猫背の原因
前弯後弯猫背の原因として以下のことが考えられます。
筋肉のアンバランス
縮こまっている筋肉と弱体している筋肉のアンバランの結果が猫背につながるという考え方です。
【縮こまっている筋肉】
頸部伸筋群、大胸筋・小胸筋、腸腰筋、大腿直筋 など
【弱体している筋肉】
頸部屈筋群、僧帽筋(中部・下部)、腹筋群 など
どんな悪影響があるのか?
主な悪影響として肩こり、頭痛、腰痛が挙げられます。
背中が丸まり、頭部が前に突っ込んだ姿勢は首回りに大きな負担を与えます。
結果的に首や肩の凝りはもちろん、人によっては背中周囲の張りや頭痛で悩む可能性も高いです。
腰は反り腰になっているため、腰椎だけでなく腰の筋肉にも負担が大きくなります。
長時間の座りっぱなし、立っていたり、歩いていると腰に痛みを感じる人も。
さらには背骨のS字弯曲が大きので、自律神経が崩れることも少なくありません。
日常での不定愁訴やストレスで悩んでいる人も、前弯後弯猫背が本当の原因かもしれませんので、自身の姿勢を見直してみましょう。
猫背を改善するためには?
ストレッチやトレーニングを行う
上記で記載した通り、筋肉のアンバランスが原因となって前弯後弯猫背になります。
そこで、縮こまった筋肉をストレッチで伸ばす。
弱体した筋肉をトレーニングで鍛える。
これらで筋肉のアンバランスを解消して姿勢を直そうという考え方です。
姿勢が良くなるだけでなく、定期的な運動は健康にも良いので非常におすすめです。
整体で姿勢矯正を受ける
前弯後弯猫背は背骨が強いS字になっていることから、本来のS字に戻す事が大切になります。
背骨と骨盤の調整が必要となる場合は整体で整えていくことも有効です。
徒手療法で筋肉を緩める、背骨や骨盤の歪みを整えて正しい姿勢へ改善を目指します。
また日常生活において、姿勢の意識を頭の片隅に置いておくことも大切です。
猫背の改善、予防のためにも正しい姿勢を身につけて意識出来るようになりましょう。
まとめ
前弯後弯猫背は背骨のS字弯曲が強い不良姿勢
縮こまった筋肉と弱体した筋肉のアンバランスが原因になる
肩こりや頭痛、腰痛を引き起こしやすく、自律神経の乱れも生じやすい
ストレッチやトレーニング、整体で姿勢矯正を受けるのがおすすめ
当院では、一人ひとりの姿勢や骨盤の歪みに合わせて適切な施術を行うことを心掛けております。
今回解説した前弯後弯猫背で悩んでいる方も多く来院されています。
長年姿勢や歪みでお悩みでしたら、ぜひ一度当院の施術をご体験ください!
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