【健康に悪影響!?】デスクワークと姿勢の関係性
先日とある調査結果がネット公開されてたのを拝見し、大変興味深い内容だったので、皆さんにもお伝えしたいと思います。
文房具やオフィス機器などを製造・販売されているコクヨ株式会社が発表した調査結果で、
オフィスワーカー(デスクワークが主に仕事内容の方)約6000名のうち、
- 約8割の人は「姿勢の悪さ」を自覚、約3割の人は「かなり姿勢が悪い」と自覚している。
- 約9割の人は仕事中に身体の不調を自覚している
- 不調を自覚している約9割の人は、仕事の生産性や作業効率の低下を自覚している。
ということが分かったとの事です。
調査結果は2019年という事で、決して古い調査ではありません。
実際に当院では、デスクワークが主な仕事とされている方が、首や肩まわりの凝り、頭痛、腰痛といった不調を訴えてご来院されており、
姿勢も猫背になっている方が多い傾向です。
デスクワークという職業柄、姿勢の悪さや身体の不調をきたす方が多いだろうというのは想像しやすいですが、
数字にしてみると、これだけ多くの方が自覚されているというのは驚かされますね。
この調査結果をみて、どのような事に気をつければ良いのか。
個人的な視点からお伝えしていきたいと思います。
約8割の人が「姿勢の悪さ」を自覚、約3割の人は「かなり姿勢が悪い」
多くのデスクワークをされている方は姿勢の悪さを自覚されている事について。この事に関して、仕事環境が大きく関与しているのでは無いかと個人的に思います。
例えば、
- 仕事を行う机や椅子との相性だったり、比較的小さななノートパソコンで作業をしている。
- コロナ禍で在宅ワークになった方の場合だど、ローテーブルにパソコンを置いて、床に座って作業をする。
といった感じです。
これらの仕事環境だと、どうしても猫背になりがちです。
可能な限りで、身の回りの環境を変えていくことが望ましいと考えます。
例えば、
- ノートパソコンを使用している場合は、PCスタンドを使ってみる
- サブモニターとして、大きめなディスプレイを導入してみる
- 在宅ワークの方は、思い切って仕事専用の机と椅子を買ってみる
このような事を実践してみるだけでも、姿勢が崩れにくくなり、作業もしやすくなるでしょう。
約9割の人が仕事中に身体の不調を自覚
調査結果から見て分かるように、身体の不調のトップ3は
「肩こり」「首こり」「眼精疲労」でした。
実際に当院でも上記の症状に加えて、「頭痛」や「腰痛」で悩んでいる方が多いです。
来院されている方から話を聞いてみると、1日平均7〜10時間程度は座りっぱなし。中には12時間近く仕事される方も。
これだけの長時間の座りっぱなしは、身体への負担も大きく、仕事中は身体を動かすわけではないので、筋肉も固まってしまいます。
個人的な視点でアドバイスさせて頂くのなら
- 仕事中、1〜2時間に1度は立ち上がって、軽く身体を動かす
- 運動不足にならないように、適度な運動を心掛ける
- 日頃から十分な睡眠を取るようにする
「運動不足」「睡眠不足」は身体の不調をきたす最大の敵です。
特にデスクワークの方は強く意識して頂きたいなと思います。
不調を自覚している人の9割は、生産性・作業効率の低下を自覚
最後に生産性や作業効率の低下です。
この調査結果は驚きですね。長時間のデスクワークによる「集中力の低下」「身体の不調」で生産性が下がってしまうのも無理はありません。
効率良く仕事を行うためにも、姿勢が大事と捉えられますね。
作業効率が悪いとストレスも溜まりやすいので、姿勢を意識しながらお仕事に臨むようにぜひ意識改革をしてみましょう。
まとめ
姿勢が悪い中、長時間のデスクワークは仕事にも健康にも悪影響を及ぼす。
今回はとある調査結果をもとに、デスクワークと姿勢の関係性を取り上げていきました。
姿勢は習慣化しやすく、簡単にすぐに直せるものではありません。
しかし、少しずつ意識することで確実に変化は出てきます。
あなたの姿勢が良くなっていくのと同時に、身体の不調や仕事の効率が上向きになっていくでしょう。
「姿勢を直したいけど、正しい姿勢がわからない」
そんな方は一度、当院までお越し下さい。
姿勢や身体の歪みを細かくチェックし、日常ではどのように気をつけるべきか。アドバイスさせていただきます。
今からでも姿勢を意識するの遅くはありません!
少しずつ変えていく努力を始めてみましょう。
出典:https://www.kokuyo.co.jp/newsroom/news/assets/pdf/20190515_NewsLetter.pdf
コクヨ株式会社:https://www.kokuyo.co.jp
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