巻き肩を改善させるポイント
巻き肩とは肩が内側に巻き込んだ状態で、
横から見ると身体のボディラインよりも肩が前に出ています。
背中が丸まった猫背姿勢の方に多く見受けられる巻き肩ですが、
今回は当院が考える『巻き肩改善させるポイント』を紹介していきます。
結論からお話すると、巻き肩改善のポイントは以下の3つです。
- 大胸筋、広背筋をストレッチさせる
- 丸まった背骨を伸ばす
- 胸郭を広げる
この3つのポイントについて、もう少し詳しく解説をしていきたいと思います。
猫背を自覚していて悩んでいる方
周囲から巻き肩を指摘されたことがある方は必見です。
ぜひ最後までお読み下さい。
大胸筋、広背筋をストレッチさせる
1つ目は『大胸筋と広背筋をストレッチさせる』です。
大胸筋、広背筋は巻き肩の原因となる筋肉と考えられてます。
大胸筋は肋骨から上腕骨
広背筋は骨盤や背骨から上腕骨に繋がっていきます。
上記の画像を見ると、どちらの筋肉も上腕骨に付着しているのが確認出来ます。
この2つの筋肉が縮こまることで上腕骨が内旋し、結果的に肩が内側に巻き込みます。
このような考え方から、大胸筋と広背筋の縮こまりを解消するようにストレッチを加えていきます。
丸まった背骨を伸ばす
2つ目は『丸まった背骨を伸ばす』です。
背骨が丸まってしまうと、猫背姿勢になってしまうのはイメージしやすいと思います。
背骨が丸まることで、骨格の構造的に肩が内巻きになりやすく巻き肩になってしまいます。
逆に巻き肩でいると、背骨が丸まってしまうので猫背になるということです。
巻き肩=猫背のイメージが強いのはこういった理由だと言えるでしょう。
胸郭を広げる
3つ目は『胸郭を広げる』です。
胸郭とは、胸椎・肋骨・胸骨から構成されている胸部の骨格を指します。
心臓や肺などの臓器を守る役割がありますが、胸郭は背骨が丸まってしまうことで内側に閉じてしまいやすくなります。
胸郭が閉じられた状態は巻き肩になっており、さまざまなデメリットが起こります。
【胸郭が閉じたままによるデメリット】
- 呼吸が浅くなる
- 腕や手先の痛みや痺れが出る胸郭出口症候群の原因になる
※ちなみに【肋骨を閉じる】トレーニングがありますが、これは肋骨を閉じることで息を吐きやすくなり、体幹強化がしやすくなるからです。
今回取り上げているテーマとは別の内容となりますのでご注意ください。
まとめ
以上、巻き肩を改善させる3つのポイントを解説していきました。
- 大胸筋、広背筋をストレッチさせる
- 丸まった背骨を伸ばす
- 胸郭を広げる
巻き肩に関与する縮こまった筋肉を緩めたり、骨格を整えることで巻き肩を改善させることが可能となります。
当院では猫背、巻き肩に悩んだお客様が多くご来院されてます。
基本的には今回紹介した3つのポイントを押さえた施術となります。
- 猫背を改善したい
- 巻き肩を直したい
- 肩こりや頭痛を改善したいから、巻き肩を直したい
など、このような悩みを抱えている方はぜひ当院までお越しください。
◯自身の姿勢や歪みはどうなっているのか。
◯どのようなアプローチで改善させるのか。
◯日常で気をつけるポイントや取り組むべきストレッチはどんなことか。
このような事も出来る限り分かりやすく説明しながら施術します。
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